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新刊、好調ありがとうございます

編集Aです。
春めいてまいりましたね。

さて、前に予告いたしました
2月末刊行のメディアファクトリー新書
「読みどころ」のご紹介です。

『新宿で85年、本を売るということ』

新宿で85年、本を売るということ (メディアファクトリー新書)新宿で85年、本を売るということ (メディアファクトリー新書)
(2013/02/28)
永江朗

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誰よりも書店を愛し、書店を知るフリーライター
永江朗さんによる渾身のノンフィクション。
テーマは書店の雄、紀伊國屋書店の
1号店であり今も旗艦店であり続ける
新宿本店の歴史です。

現在の紀伊國屋書店をご存じの方にはまことに
意外なことに、昭和2年、開業当時の紀伊國屋書店は
雑誌を置いていませんでした。
同業者による組合の規定に阻まれた形です。
当時の本屋さんは、売上の8割が雑誌だったのに……。


 雑誌は置けないので、かわりに出版社のパンフレットを置いた。
 竹久夢二や金田一京助ら、多彩な人びとが開店当時から客として集まった。
 雑誌を扱えないことは経営上のハンディキャップであり、致命的ともいえる
ものだが、結果的にこれがよかったのではないかとぼくは思う。雑誌を扱えな
いために、標準的な書店になることができなかった。スタートの時から、書籍
に力を入れた個性的な書店にならざるをえなかった。
 こういうことは往々にして起きる。たとえば青山ブックセンターといえばセ
レクトショップ型の書店のハシリとして知られるが、その特徴ある品揃えは望
んだというよりも消極的な選択の末だったと、創業時の経営者から聞いたこと
がある。競合する老舗書店がすぐ近くにあり、売れ筋の文芸書などに力を入れ
ることができなかった。そこで、当時は売れないジャンルの代表だった、美術
書やデザイン、人文書、そして海外文学などの本を仕入れて並べた。すると作
家や批評家、クリエイターたちが集まるようになり、評判となっていった。85
年前の紀伊國屋書店で起きたことも同様だ。
                 (『新宿で85年、本を売るということ』)


次は『新幹線をつくる』

新幹線をつくる (メディアファクトリー新書)新幹線をつくる (メディアファクトリー新書)
(2013/02/28)
早田 森

商品詳細を見る


『新幹線を運転する』に並んで
皆が知っている新幹線の知らない顔をご紹介します
この入魂ノンフィクションを執筆してくださったのは
早田森さん。『新幹線を運転する』の著者です。

鉄道車両の製造は、自動車のような大量生産ではありません。
そのため、全車両でたった1個しか使わないような
部品もあるそうです。その部品を作るのは人の手。
そう、新幹線を作っているのは卓越した職人たちの
経験と技術なのでした。

たとえば、新幹線のあの鮮やかな白と青。
塗料が滑らかに美しく塗れるよう、
その下に均一にパテを塗るそうです。


 器用な人なら吹き付け塗装は半年で覚えるが、パテ付けができるようになるまで
最低でも3年かかるとか。
「ヘラは両手で持って、基本的に斜め方向で操作します。斜めにして、ヘラからパ
テを少しずつ車体に塗り付けていく。ヘラにパテを一回盛ったら、それを3mくら
いにのばします。上から下へ、下から上へ、上から下へ。これが一つの動作です。
あるいは、左から右へ、右から左へ、左から右へ。
 ヘラを傾ける角度と左右の力のバランスが非常に難しい。これは理屈でなく、経験
を積んで、体で覚えるしかありません。現在、ウチにはパテ付け担当が4人います
が、みんな優秀ですよ。全員が左官屋さんというか、職人の域に達しています」
                            (『新幹線をつくる』)


物語の主な舞台となった日本車輌製造には
現代の名工として叙勲された技能者・技術者が
何人もいらっしゃるそうです。

日本人の、モノを作る力の奥深さに元気が出る一冊です。


3冊目は『縮む世界でどう生き延びるか?』

縮む世界でどう生き延びるか? (メディアファクトリー新書)縮む世界でどう生き延びるか? (メディアファクトリー新書)
(2013/02/28)
長谷川英祐

商品詳細を見る


ベストセラー『働かないアリに意義がある』の
著者である進化生物学者・長谷川英祐さんの
待ちに待った第2弾。

生きやすい(生物の個体が増えやすい)環境と
生きにくい(個体の数が増えにくい)環境とで
生き物はそれぞれどのような適応をしているか、
そこから私たちが学べるものは何か、を、
生物学の視点から真摯に見つめた一冊です。


 あらゆる生き物は自分たちの数が変わっていくなかで生きています。アライ
グマやカミツキガメなど、近ごろ話題のいくつかの外来生物のように、今まで
いなかったところに入ってきて急速に数を増やしているものもたくさんいます
し、逆に日本では絶滅してしまったトキのように、昔はたくさんいたのにだん
だん数が減ってしまった生き物もたくさんいます。
 だんだん減っていく生き物はただ「滅びの定め」のままに淋しく生きている
のでしょうか? もちろんそんなことはありません。どんなにみっともなくて
も生き物は最後まで生きようとしますし、結果として状況に応じた生き方がで
きるようになったものしか生き残ることはできません。減っていっても絶滅し
てしまうとは限らず、はるか古代から生き残っているシーラカンスのように、
少ない個体数でずっと命脈を保っている生き物だって、たくさんいるのです。
 縮む世界で生きている生き物はその状況で有利になるような生き方をしてい
ます。つまり低成長の環境に「適応」しているのです。彼らがそういう環境で
どううまくやっているかを知ることは、前代未聞の状況に直面して呆然とする
私たち人間に、もしかしたらうまく生きる方法を教えてくれるかもしれません。
                        (『縮む世界でどう生き延びるか?』)


経済学の見方、考え方とは違った
視点が新鮮です。

さてお次は『漫画・うんちく居酒屋』。

漫画・うんちく居酒屋 (メディアファクトリー新書)漫画・うんちく居酒屋 (メディアファクトリー新書)
(2013/02/28)
室井まさね

商品詳細を見る


謎の博学男・雲竹雄三(うんちく・ゆうぞう)が
全18話にわたって居酒屋、酒、つまみに関する
薀蓄をひたすら語り倒すという前代未聞の
新書です……と説明するより、
見ていただいたほうが早いですね。

見開き1



見開き2

↑『漫画・うんちく居酒屋』

以前もお知らせしましたが
現在、紀伊國屋書店新宿本店さんで
雲竹氏がナビゲートする
メディアファクトリー新書全点フェアを開催中。
そりゃもう五月蝿いくらいに薀蓄を
語っていますので、本書ともどもご贔屓に。

次なるは『武将に学ぶ第二の人生』

武将に学ぶ第二の人生 (メディアファクトリー新書)武将に学ぶ第二の人生 (メディアファクトリー新書)
(2013/02/28)
小和田哲男

商品詳細を見る


武士にとって最も大切なことは家の存続。
そのため有名な武将たちにも、
まだまだ現役で戦えるうちに「次」を見据えて
早めに引退をする者が多かったといいます。

若い当主を陰から補佐する、
豊かな経験を領土の反映のために活かす、
趣味に没頭する、など、
「年をとっていればこそ」の日々を
有効に使った様子が伝わってくる一冊。

ただし子の早世によって
「現役続投」を余儀なくされた武将もいます。
たとえば阿波の蜂須賀家政。


 家政は慶長五年(一六〇〇)の関ヶ原合戦勃発のとき、まだ十四歳だった嫡男の
至鎮(よししげ)に家督を譲り、自らは剃髪して蓬庵(ほうあん)と号し、高野山
に登っている。これは、豊臣恩顧の意識が強い自分が当主のままでは蜂須賀家を守
るのは難しいとみて、自らが身を引くことで、家の存続をはかろうとしたことが明
らかである。阿波に戻ってからも、至鎮のいる徳島城には入らなかった。
 おそらく家政にしてみれば、そのまま隠居の身で一生を終えることができると思
っていただろう。ところが元和六年(一六二〇)二月二十六日、当主の至鎮が三十
五歳で死んでしまったのである。至鎮の嫡男千松丸はまだ十歳であった。この千松
丸が家督を継いで忠英(ただてる)となるが、十歳では国政をとるのは無理である。
そこで家政が勝浦郡中田村の隠居所から徳島城の西の丸に入り、幼い藩主の後見を
することになった。
 家政は、江戸参勤の際も幼い忠英に同伴している。それだけではなく、英才教育
の一翼も担っていた。あるとき、西の丸を訪ねてきた忠英に対し、家政は庭の犬と
雀を自由にあやつってみせ、「獣や鳥でも、このようになつかせることができる。
人に情をかけ、威儀をもって接すれば、忠義をいたさないものはいない」と教えた
といわれている。
                         (『武将に学ぶ第二の人生』)


息子を若くして亡くした悲しみは、
いかばかりであったか。
老骨に鞭打って孫を育てる姿は
現在の「イクジイ」そこのけであったことでしょう。

では最後。『漫画・あらゆる領収書は経費で落とせる』です。

漫画・あらゆる領収書は経費で落とせる (メディアファクトリー新書)漫画・あらゆる領収書は経費で落とせる (メディアファクトリー新書)
(2013/02/28)
大村 大次郎

商品詳細を見る


いわずと知れた、
中公新書ラクレさんの同名ベストセラーを
わかりやすく漫画化しました。
楽しみながら要点がサクサクわかる構成が自慢です。

見開き3



見開き4

↑『漫画・あらゆる領収書は経費で落とせる』

……いかがでしたでしょうか?
いつにも増してバラエティ豊かにお送りしております
メディアファクトリー新書の新刊。
書店でお見かけの際はぜひよろしくお願いいたします。

(編集A)



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