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メディアファクトリー新書、実っています

こんにちは、編集Aです。

めでたく全国通津浦々でメディアファクトリー新書の
10月刊行分が発売になりました。
今朝の「朝日新聞」広告にて大きくご紹介した
好評既刊も含めて、「Aのお勧めポイント」を
ご案内したいと思います。

まずは5刷!好評既刊の『山手線に新駅ができる本当の理由』
(メディアファクトリー新書055)です。

山手線に新駅ができる本当の理由 (メディアファクトリー新書)山手線に新駅ができる本当の理由 (メディアファクトリー新書)
(2012/08/29)
市川宏雄

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「なんか最近、元気の出ない話ばかり」と思っていらっしゃる方に
自信を持ってお勧めしたいのが本書です。
2020年に東京の山手線に30番目の駅ができる。
その理由は? その効果は?
どんどんアジアのハブ化する羽田空港に近く
リニア中央新幹線も開通する品川周辺。
規模、タイミングから考えても絶好なこの再開発が
成功すると、日本の未来はどれだけ明るくなることか!を
熱くまじめにシミュレートするとともに、
「街が変わる」とはどういうことか、
交通の便という「脚」が人の生活をどう変え得るかまで
俯瞰して考えさせてくれます。

本書のスケールの大きさは
以下の引用文からもその一端を
感じていただけると思います。

 私の専門分野である都市政策の観点から見れば、今回の品川のケースは「車両基地跡地の再開発」という、世界でもたいへんポピュラーな事例に分類されるだろう。逆にいえば、21世紀の今日において都市部のど真ん中に遊休地が眠っているとすれば、車両基地(操車場、貨物ヤードなどを含む)以外には考えられないのだ。
 それは現存する多くの都市、特にアメリカやヨーロッパにおける都市の発達の歴史を振り返ってみればよくわかる。
 18~19世紀に興った産業革命以降、近代都市は鉄道の発達と共に発展した。それまでの馬に代わる動力源として蒸気機関が発明され、蒸気機関車が世界に普及することで、人も物も大量輸送できる時代に突入したのである。
 (中略)こうした鉄道の黄金時代、各鉄道会社は着実に力を蓄えていった。駅周辺の土地を次々に取得し、そこに大規模な操車場や貨物ヤードを建設していく。1年365日稼働し、さらに日々定時運行し続ける鉄道において車両検査や車両巷間など、日常のメンテナンスは欠かせない。そのための車両基地や操車場はぜひとも必要だ。また、貨物列車で大量の物資を輸送するためには、膨大な数の貨車を留め置き、荷物を積み降ろすための貨物ヤードも必要になる。
 20世紀に入ると、1920年代にはアメリカに、30年代にはヨーロッパに、60年代にはわが国にもモータリゼーション(車社会)の波が押し寄せるようになった。さらには旅客機も登場した。人々の交通手段は多様化しつつも、やがて時代の趨勢は自動車交通へと軸足を移していく。
 だが、物流の分野において、鉄道の優位性はなかなか揺るがなかった。これほど低コストかつ省エネルギーで大量の物資を輸送できる手段は他にないからだ。そのため、たとえば1990年代のアメリカのデータを見ても、都市間の旅客輸送では乗用車と航空機が圧倒的に優勢ながら、貨物輸送では鉄道がまだ40%弱のシェアを保っていた。その後、時代の流れで貨物輸送のシェアは漸減したものの、鉄道関連の様々な施設のなかで貨物ヤードが比較的最近まで大都市圏に残っていたのも、あながち理由のないことではないのである。
                                    『山手線に新駅ができる本当の理由』(p61~63)


……ぜいぜい。
ちょ、ちょっと引用が長すぎましたね。

次からは10月末刊行の新刊です。

メディアファクトリー新書058『10分あれば書店に行きなさい』

10分あれば書店に行きなさい (メディアファクトリー新書)10分あれば書店に行きなさい (メディアファクトリー新書)
(2012/10/29)
齋藤孝

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本好き、本屋好きにはたまらない内容!とすでに
各方面からご好評をいただいていますが、
Aが個人的に「なるほど!」と思ったのはこの一節。

 新書で世の中を知るメリットは、単に自分の知見を増やせるだけではない。なにより、会話のネタを豊富にできるのである。私はむしろ、「人に会ったら新書の話をしろ」「そのために新書で会話のネタを仕入れろ」と呼びかけているほどだ。
 たとえば、新書からベストセラーが出ることはよくある。記憶に新しいところでは、養老孟司さんの『バカの壁』、藤原正彦さんの『国家の品格』(共に新潮新書)などが典型だ。(中略)
 実際に読まれているかどうかは別として、これらの本はタイトルだけは広まっていることが少なくない。つまり、「売れているのは知っているが読んでいない」人が多いのである。
 そういう人にとって、実際に読んだ人や、中身を知っている人は重宝である。(中略)「話す価値のある人」として評価されることは確実だろう。                        『10分あれば書店に行きなさい』(p85~86)


他にも「新書はハズレが少ない」とか
「書店の新書コーナーは知性と現代が交錯するライブ空間」など、
新書編集者としてたいへんありがたいお言葉。

は、さておき。

本と書店が好きなすべての皆さまにお勧めできる本書。
読んでいると体がムズムズしてリアル書店に行きたくなる
気づきとエールに満ちた本です。

新刊2冊目は059『1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる』

1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる (メディアファクトリー新書)1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる (メディアファクトリー新書)
(2012/10/29)
植森美緒

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「背伸びするだけで!?」と眉につばをつける方もいらっしゃるかもしれませんが
私が原稿段階で「本当ですか!?」と驚いたのは
背すじを丸めていることのリスクの大きさです。

・首、肩、背中の疲れ
・筋肉が疲れて関節に負担がかかり、腰痛や膝痛のリスクが増加
・肩が前に出るだけで老けた印象になる
・おなかが出る
・腕がしっかり上がらなくなる
・重い荷物を持つのがつらくなる
・猫背になるほど肺を圧迫し、内臓が下垂する
・血液循環が悪く、慢性的な疲労を感じる
・ダイエット等で痩せても、下腹だけ痩せない
・体の軸が弱く、足腰の筋力も低下する
・転倒しやすく、寝たきりのリスクが高まる
                    『1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる』(p52~53)


著書の前著『腹だけ痩せる技術』
腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)
(2012/04/27)
植森美緒

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の読者から意見をいただくことが多かった
「でも、下腹がなかなか凹ませられない!」についても
背中の力と絡めて丁寧にご説明しています。
『腹だけ痩せる技術』にさらに磨きをかけて
下腹を平らにしたい方にもお勧めです。

060『セクシィ仏教2』

セクシィ仏教2 (メディアファクトリー新書)セクシィ仏教2 (メディアファクトリー新書)
(2012/10/29)
愛川 純子、田中 圭一 他

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前作『セクシィ仏教』
セクシィ仏教 (メディアファクトリー新書)セクシィ仏教 (メディアファクトリー新書)
(2012/02/29)
愛川純子、田中圭一 他

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でも打たれたのが、著者の愛川先生の人間への深い愛情。
仏教では特に罪深い存在とされる女性の
お話を集めた今回の「2」でも、
欲望される存在としての女性の宿命、またその哀しさに対し
慈しみに満ちたまなざしが注がれています。

古代、インド西部の豪商の娘として生まれた
イシダーシーはしかし、心を込めて愛し、尽くした
夫3人に離縁されて仏門に入ります。

彼女がそこで知ったのは、6世前の自分が
成功に溺れて人妻と密通し、その因果で
不幸な輪廻転生を繰り返してきたという事実でした。

 輪廻転生は、言い換えれば苦しみの連鎖です。「この世は苦に満ちている」とお釈迦さまが語ったように、死んでもまた生まれ変わり続ける限り、私たちに安息のときは訪れません。
 私たちが救われる唯一の道は、この輪廻転生のサイクルから抜け出すこと。それがすなわち、解脱です。仏の道に精進し、己のなかに息づく煩悩の火を消し、悟りを得ることで、輪廻の輪を断ち切ることができる。輪廻を断ち切った人の行く安住の地は「涅槃」と呼ばれます。
 尼僧になったイシダーシーが「これで輪廻転生は終わる」と語ったのは、煩悩を断ち、解脱したことを表しています。つまりもう、苦しみに苛まれることはない。彼女はようやく、永遠のやすらぎを手に入れたのでした。
                                                   『セクシィ仏教2』(p69)


古代インドの女性と一緒に安堵の吐息をついていらっしゃるような、
優しい文章にぜひ触れていただければと思います。

お次は科学もの、それも希少な地球物理学です。
061『ダイヤモンドは超音速で地底を移動する』

ダイヤモンドは超音速で地底を移動する (メディアファクトリー新書)ダイヤモンドは超音速で地底を移動する (メディアファクトリー新書)
(2012/10/29)
入舩徹男

商品詳細を見る


そういえば子どものころ、地球は
地殻・マントル(マグマ、と覚えていましたが)・核に分かれていると
教わって以来、その後はその詳細を耳にすることがありませんでした。

それもそのはず、地球を「掘る」のにはたいへんな労力が必要で、
地底を1m進むのに必要なエネルギーは
宇宙空間を1m進むエネルギーの約1億倍も要るのだとか。
アメリカ、旧ソビエト連邦、日本などがその英知や資金を投入しても
陸上の地殻30kmのうち12㎞、海底の地殻6㎞のうち2㎞しか到達していないのだそうです。

そんなふうに、直接見ることができない地球内部の情報を
なんとダイヤモンドが明かしてくれる、と本書ではいいます。

地下150~250㎞の高圧下で炭素原子が集まってできるダイヤモンドのうち、
急上昇するマグマのスピードに「守られて」、
炭に戻ってしまわないうちに地上に出られたダイヤモンドには、
その内部に地下深くにしかない鉱物を含んでいることがあります。
それを地球科学者は観察、測定するのだとか。

 ダイヤモンドには、肉眼では見えないくらい小さな欠陥や、鉱物などの包有物(「インクルージョン」といいます)があります。欠陥やインクルージョンが少ないほうがクラリティ(透明度)が高く、宝石としての価値は高まります。
 しかし、私たち地球深部を研究する者にとっては、ダイヤモンド自体より、そこに含まれるインクルージョンや欠陥のほうが重要です。インクルージョンのなかには、マントル内の鉱物がそのまま閉じ込められていることがあるからです。微細な欠陥は、ダイヤモンドがつくられた地底の温度や圧力を知る手がかりになります。
(中略)非常に硬く、他の物質と反応しにくいため、取り込まれた鉱物はほとんど変化することなく保存されています。                                    『ダイヤモンドは超音速で地底を移動する』(p50~51)


はー。
モノの価値って、人によって違うんですね。

さて10月新刊のトリを飾りますのは
062『苦手な人ほど上手にできる 女性の部下の活かし方』。

苦手な人ほど上手にできる 女性の部下の活かし方 (メディアファクトリー新書)苦手な人ほど上手にできる 女性の部下の活かし方 (メディアファクトリー新書)
(2012/10/29)
前川孝雄

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意外や、帯コピーの「女性が喜んで働く31のルール」に
当のビジネスウーマンたちも反応してくださっているようです。

私自身も女性ではありますが(だいぶオトコ化してますけれども)、
著者の前川氏と話していて「なるほど!」と思った男女の違いは

 男性は、同じ営業支店長を任されるなら10人より100人の支店を選ぶだろう。しかし、ほとんどの女性はその中身にこだわって選ぶ。大切なのは、その営業支店が担うミッションに自分の得意分野が活かせるかどうか。部下が増えることで不得意な管理の仕事に追われ、自分のやりたいことが脅かされるくらいなら、たとえポジションが下がっても小さな営業所で仕事をしていたいと考えることである。


うっ……身に覚えがあります。
でもそうした女性の「職人気質」が、管理職からしたら
歯がゆいのも同時にわかります。
本書は、そんな女性のそんな特質を理解して
より生産力の高いジェネラリストやスペシャリストに
育ってもらうための具体的マニュアルです。

「面倒くさそう」と思った方に、本書のこの箇所をご紹介します。

 男性部下は「上司は部下の面倒を見て当たり前」と胡坐をかきがちだし、「上司だから立てているが、立場が変われば別」と割り切っているものだが、女性はいったん信用した上司に対してはとことん尽くしてくれる傾向がある。「理解された」「この人の役に立ちたい」と思い定めてからの女性の強さは、男性部下の比ではない。目先の勢いでくだらない社内派閥にくみする心配もない。    『苦手な人ほど上手にできる 女性の部下の育て方』(p150~151/p18)


……いかがでしょうか。

好評既刊『山手線に新駅ができる本当の理由』と
10月末刊行のメディアファクトリー新書の新刊5点のご紹介でした。

抜粋していて自分たちでも驚いてしまうバラエティ。
百花繚乱の新書コーナーでもがんばって
出会うべきお客様と出会ってほしいものです。

どうかよろしくお願いいたします。

(ちょ、長文申し訳ありませんでした。編集A)

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